Matsumoto Dental Inc.
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2018年11月09日
テレビの映画で思いがけずにいい映画に当たる時があります。
一応、二人暮らしなのですが、WAさんは早寝早起き・西部劇がお好み
␣ chiは夜更かし、朝寝坊・グスッとなる映画が好み
そんな事情なので、一人で涙を流したり、笑い転げています。
テレビのスイッチを入れたら、
主演も内容も知らない「あん」という映画が始まっていました。
暗い感じの男の人がどら焼き屋を営んでいて、
女子高生がそこで学校帰りに時間を過ごしていて、
つまんない・・・と思い始めた頃、樹木希林さんが登場
美味しいあんこを作れるを武器にどら焼き屋さんにパートで勤めるようになります。
暇などら焼き屋さんが、忙しいどら焼き屋さんに変貌
ところが、
どら焼きを買いに来ていたお客さんに樹木希林さんが元ハンセン病患者だと知れ渡り、
辞めないといけない状況になります。
中を端折ります。
想像通り、どら焼き屋さんは廃れます。
どら焼き屋さんの店長が樹木希林さんが住んでいた処を訪ねますが、亡くなっていました。
ハンセン病患者さんが住んでいた処には、たくさんの木が植えられています・・・
ハンセン病患者さんは亡くなると身内のお墓に入れず、
お墓の代わりに木を植えるんだそうです。
桜の木が好きだった樹木希林さんのお墓は桜でした。
樹木希林さんのお友達が云いました。 「私も勤めたかったな」
ハンセン病患者さんは隔離されるので、一般社会と交わることがなかったそうです。
とても、とても、考えさせられる映画でした。
身体が変形してしまうと、感染しないとわかっていても、普通に接することの難しさ
噂でダメにされる怖さ
小さい子供を家族から離さなければならない親の気持ち
上手くまとめられないので、映画をご覧になって観てください。
「あん」公式HP http://an-movie.com/
chi