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お知らせ

ヒロシマ ナガサキ

2011年08月09日

今日は8月9日です。
ちょうど66年前の今日、午前11時02分、長崎に原爆が投下されました。
黙祷・・・・・

さて週末土曜から日曜にかけてテレビでは広島に関するドキュメンタリー番組が数多く放映されていました。
6日ヒロシマ、9日ナガサキ、15日は終戦記念日と8月は私たち日本人にとって“鎮魂”の特別な月です。

先週末、五橋の福祉プラザ1階ホールにて“原爆と人間展”を見学して来ました。
展示されている写真、上映されている当時の悲惨さを伝える動画を見てあらためて原爆(核兵器)の恐ろしさを再認識してきたわけです。
広島市上空580mで炸裂、280mに及ぶ巨大な火の玉になり、その中心温度は太陽の表面温度6000度をはるかに越える摂氏100万度、爆心地の表面温度は4000度にもなり人間はあとかたもなく一瞬にして灰になったそうです。

当時の米国トルーマン大統領は原爆投下の目的について「太平洋戦争を早く終わらせ、これ以上の米兵の被害を出さない様にする為だった」と終戦直後に述べています。
昔からの定説で広くそう信じられて来たわけです。
日本史の教科書でも原爆が広島・長崎に投下されて日本は降伏し終戦した・・・簡潔にそれだけしか載っていませんし、私も長年そのように認識していました。

しかし・・・あくまでもそれは建前であって米国の本音は別であった事が最近わかりました。
原爆投下の本当の目的・・・それは
“ソ連への威嚇” “人体実験” 以上の2つです。

原爆を投下しなくても連日の日本列島大空襲で日本の降伏は時間の問題でした。
しかも日本はソ連に対して降伏の意思があることを伝えていたそうですが、「原爆を投下するまで日本を降伏させるな」と米国の強い要請があったそうです。
降伏の意思表示を無視してあえて原爆を投下したそうです。

先日の“原爆と人間展”にて購入してきたパンフレットに掲載されていたアメリカ極東軍最高司令官マッカーサー元帥のことばです。
「私の幕僚たちは一致して、日本は崩壊と降伏寸前の状態にあると判断していた」
「原爆投下は軍事的にみれば全く不必要である。日本は降伏の準備をしている」

当時の国務長官バーンズ氏も「原爆は、日本を打ち破るために必要なのではなく、ソ連をもっともコントロールしやすくするためだった」と述べています。

終戦後、米軍は被爆者の治療に消極的だったそうです。被爆者の治療をするわけでもなく経過観察ばかりやっていたそうです。

広島に投下された原爆リトルボーイがウラン型、長崎に投下された原爆ファットマンがプルトニウム型、と燃料、構造の違いも前述した“人体実験”だった要素が強いのではという強い疑問を持たずにはいられません。

「真珠湾を先制攻撃した日本が悪い、原爆を落とされても仕方ない」こんな考え方がまかり通っていますが、これは本当に正しいのでしょうか?

いかなる戦時中であっても非戦闘員を殺す事は国際法で禁止されています。

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